二番手をつとめます。中西和之です。通称ピーさん(今考えました)
先ずは私はマリポの人間ではありません。
えーっ本当っ?いきなり!
そうなんです、本当です。
古木さんに雇われてもいないし、頼まれてアオゾラをマリポの土地でやっているわけではありません。
私はただ単に私が好きな場所で好きな人達と好きな食材を使って、好きな料理をしてるだけです。
本当にそうなんですね。
自分的に考えたら凄くシンプルです。
正直、今までの人生もずっとシンプルに生きてきた自負はありますね。
しかしながらマリポとやる深い理由などはもっともっとちゃんとありますよ。
深い理由を聞きたいのなら是非アオゾラ畑の台所に来てください、ゆっくりお話しさせて頂きますから(しっかり宣伝!)
では、今回私がお話しする内容として私達の想いの部分ではなく現実的な部分を踏まえてマリポさんとの関わりを少し話せたら良いかなぁと思います。
他の人が私もやりたい!
けど本当に出来るかな?
生活していけるの?
夢追い人達なのでは?
中西だから出来るのでは?古木だから出来るのでしょう。
などなどの意見をお持ちの方々の背中を少しでもさすれるくらいになれば良いと思います。最初の一歩は自分で進んでくださいね。
私が思うにアオゾラ畑の台所とマリポ農園との形こそが飲食店と農家さんの未来の形ではないかと思っています。
何故そう思うのか?
具体的な例をあげて説明します
アオゾラ畑の台所の売り上げに対しての経費と言われる部分の話しをしたいと思います。
アオゾラはマリポさんの場所をお借りして運営しています。
しかし、借主と大家の関係ではまったくありません。
マリポさんとはアオゾラを作り上げる上でのパートナーシップ的な意味合いとして関わっています。その対価として毎月の売り上げから一部お支払いします。
これは、マリポさん従業員の通称田中さんにも同様に支払っています(予約サイトの運営や細かい作業を手伝って頂いてます)。
月売り上げが0円ならみんなの取り分も0円です。
アオゾラでかかる経費は全て流動費です。固定費は0円です。
このシステム凄くないですか!
マリポさんや田中さんは運命共同体なんですよ!
皆んなで稼げば皆んなに配当が入るシステムですよ。
飲食店でのネックである固定費を流動費に変えて持続する為に飲食店を回してます。 こうする事でのメリットは料理人はお金の為だけに料理を作ることがなくなり、自分の表現の為だけに全力で料理を作ることが出来るのも最大のメリットです。
それと、もう一つはアオゾラ畑の台所で使用しているマリポ農園の美味しい新鮮なお野菜達は何とお金を支払っていません!
無料なの?
いいえ、無料ではありません!
何とマリポさんのお得意分野の物々交換システムがここにも適用されています!
アオゾラ畑の台所で使用したお野菜のお値段のお支払いはマリポさん達が個人的にお誘いしたりする人達とアオゾラでお食事する時にちゃんと清算しています。 お互いの得意分野でのお金を介さないシステムです。
簡単に言ってますが、飲食店にとっては両方とも凄いシステムですね。 この二つの画期的なシステムにより何とアオゾラ畑の台所の利益率は飲食店経営ではあり得ない60%近くの利益率を叩き出しています! 飲食では数%の利益率は当たり前の世界ですが、60%近くの利益を生めるシステムはビジネスとしては最強だと思っています。 しかも、お昼だけの営業ですしほとんど電気代はかかりません食事する所が基本室外だからですね。
持続する事が最大で最難関の課題の飲食店にとって持続することを念頭におき、しっかりとお金も残せるこのシステムは飲食店の未来と田舎での働き方を変えることでしょう。そして農業の未来も。
最後に一言だけ、今回お話しさせて頂いた内容はアオゾラ畑の台所の内側の部分ですが、大事な部分です。
この素敵な場所と共存しながら出来るビジネスモデルを作ることは私達が居なくなった後もこの地が継続的に守られる為の第一歩だと思っています。
これからの未来を作る若い人達に、「お金は稼げないけどこの素敵な場所を守って」とは言えません 私達が出来る事は道をつくる事ですからね。 これからの私達に乞うご期待!

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